
ダーマドライの購入を考えているんだけど、どういう方法で汗を止めているんだろう・・・
ダーマドライの使い方難しくない?
使用上の注意点はあるの?
今回は、このような疑問にお答えします。

実際にダーマドライの『手足』治療用を購入した私が解説するよ
✔️記事前半では“汗を止める方法”や“多汗症レベルの判断基準”について
✔️中盤以降はダーマドライの“使い方〜片付け”について
このような流れで紹介していきます。
ダーマドライの使い方について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
ダーマドライとは「自宅で多汗症の治療ができる機器」
ダーマドライを使って「どうやって汗を止めるの?」と思いますよね。
ダーマドライの治療法は、“イオントフォレーシス”というものになります。
“イオントフォレーシス”とは水と電流を使用して患部に弱い電流を流し、一時的に汗を止める治療法のこと。
この治療法を用いると、発汗の気になる手足やワキの汗を止める事ができます。
「注意」ダーマドライを使用できない方
以下に当てはまる方は、ダーマドライを使うことができませんm(_ _)m
- 13歳未満の子ども
- 妊娠されている方
- 心臓障害、発作性疾患(てんかん)の症状がある
- 心臓ペースメーカーの使用
- ICD(植込み型除細動器)の後
- 金属性インプラント・金属を含有する子宮内避妊用具 (IUD)の使用
- 大きな皮膚病変やワセリンで覆うことのできない病変
- 治療部位にしびれ感がある
- 感染症または皮膚の炎症、使用部位の悪性疾患
- 手、脇または足の感覚障害、重度の血管障害
※もし不安のある方は、かかりつけの病院で相談してください。
多汗症レベルの判断方法
多汗症には3つのレベルがあります。
自分はどれくらいのレベルなのか、下記の表で確認してみてください。
手足 | |
レベル1(軽度) | 常に湿っている |
レベル2(中度) | 肌の表面に水滴ができ、汗の量が多い |
レベル3(重度) | 指やつま先にも水滴ができ、汗が滴り落ちる |
ワキ | |
レベル1(軽度) | 常に湿っていて、汗染みの範囲は5〜10cm |
レベル2(中度) | 肌の表面に水滴ができ、汗染みの範囲は10〜20cm |
レベル3(重度) | 汗が滴り落ち、汗染みの範囲は20cm以上 |
ダーマドライの使い方|設定手順
- step1ケースを2つに分ける
- step2手足用の電極をケースに置く
- step3電極をタオルで覆う
- step4コンセント・ケーブルを接続
- step5各容器に最大500mlの水を入れる
- step6電源を長押しして、手or足を入れる

ダーマドライを使うために最低限必要なものは
・電気
・水
・タオル(拭く用)
初めは自分のレベルに合わせて治療しよう
レベル1(軽度) | 週に3〜5回の治療を1〜2週間 |
レベル2(中度) | 週に3〜5回の治療を2〜3週間 |
レベル3(重度) | 週に3〜5回の治療を4〜6週間 |

効果が出たら、使用頻度を減らしながら継続して使おう!
ダーマドライ|手足セットに含まれるもの
①コントローラー
②タオル2枚
③ACアダプタ
④ケーブル
⑤ケース
⑥素材(医療グレードのアルミニウム)
⑦取扱説明書
コントローラー|ボタンの説明
ダーマドライのコントローラーは、とてもシンプルで使いやすいです。

使用するボタンは4つのみ
・電源ボタン
・電流調節ボタン(上げ下げ)
・部位選択ボタン
ダーマドライ|手足・ワキの治療時間や電圧設定
ダーマドライは手・足・ワキ、それぞれ設定できる電圧の範囲が違います。
手 | 足 | ワキ | |
電流強度の範囲 | 1-15mA | 1-25mA | 1-8mA |
最大電圧 | 48v | 55v | 30v |
治療時間 | 20分 | 20分 | 15分 |

・電流レベルは、“治療前”に設定する
・“治療中”に電流レベルの上げ下げは控える
この2点に注意して使ってみよう!
初めは弱い電流から試してみるのがオススメだよ
ダーマドライ治療中|快適に過ごすための事前準備
ダーマドライ使用中は、結構ヒマです(笑)
そのため、何かヒマつぶし出来るものを用意した方がいいです。
例えば、以下のようなものを準備しておくといいでしょう。
- YouTubeやTV
- 本
- 携帯

私はYouTubeを見ながらダーマドライを使っているよ!
手の治療をしているときは、広告をスキップできないことはキツイけど(笑)
手の治療をするときの楽な姿勢を紹介
ダーマドライで手の治療をするときに写真のように座椅子に座り、”左右に容器をセット”して治療すると楽ですよ。
以前はテーブルの上に容器を置き自分のカラダの前に両手を出して治療していたのですが、その姿勢がなかなかキツくて疲れていました(笑)
座椅子がない場合でも壁にもたれながら治療できると思うので、ぜひ試してほしいです。
私はこのやり方で、とっても楽に治療ができています。
ダーマドライ|使用後の片付け
ダーマドライを使い終わったあと、濡れているモノを乾かす必要があります。
✔️ タオルやワキ用パットは水洗いして自然乾燥
✔️ 電極や容器は布で拭き、“必ず”自然乾燥させてケースで保管
機器を5回使用したら行うこと(メーカー推奨)
✔️ 湿らせた布でコントローラー・ケース・電極を拭く
✔️ タオルとワキ用ポケットは中性洗剤を使用して手洗い or 洗濯機で洗う
消耗品の寿命の目安は?
ダーマドライの取扱説明書では下記のように記載されています。
消耗品のみの購入も可能なので、ご安心ください。
消耗品 | 推奨使用期間 |
タオル | 1〜2年 |
手足用の電極 | 1〜2年 |
ワキ用ポケット | 治療30回分 |
ワキ用電極 | 1〜2年 |

マニュアル通りに使用して、できるだけ長い間使いたいですね
まとめ|ダーマドライの使い方は簡単シンプル!
今回はダーマドライの使い方について解説してきました。
- ダーマドライを使うときに必要なものは、「電気」「水」「タオル」
- 自分の多汗症レベルに合わせて治療を始めよう
- 治療中はヒマつぶしできるものを用意しよう
- 使用後は、濡れたものを乾かす必要がある
初めは慣れないかもしれませんが、同じことの繰り返しなのですぐに要領がつかめてくると思います。
この記事を読んで、少しでもダーマドライの使用方法がイメージできたら嬉しいです^^
あなたもダーマドライを使って、汗の悩みから解放された快適な日常を送りましょう!
コメント